数字でみる「残り時間」-日本の平均寿命と平均余命

何の残り時間か?

今日は「人生の残り時間」について、数字でみてみよう。

寿命の統計には様々な指標がある。

 

厚生労働省より発表された最新の統計によると、2016年(平成28年)の日本人の平均寿命は男80.98年、女87.14年である。

(参考:平成28年簡易生命表の概況)

 

ここで、平均寿命という指標について勘違いしているひとがいるかもしれないので説明する。ダルい人は読み飛ばして欲しい。

 

平均寿命とは

 

平均寿命とは「実際に亡くなった時の年齢の平均」ではなく、その年に生まれた子どもがその後何年生きるか推計したものだ。

つまり“2016年の「平均寿命」”は2016年に生まれた赤ちゃんがあと何年生きるかという指標であり、“2016年に亡くなった人の平均年齢”ではない。また、2016年に50歳である男性がだいたいあと31年(80.98-50)生きるというのも違う(後述するが悲観的な意味ではなく、実際は31年より期待値はもっと長くなる)。

今○○歳の人があと平均してあと何年くらい生きるかを知りたければ、“平均余命”という指標がある。例えば、2016年時点で50歳の男性の平均余命は32.54年となっている。つまり、享年82.54歳くらいになりそうということだ。

では、2016年時50歳の人が生まれた1966年(昭和41年)当時の平均寿命はどうだったのか?1966年の平均寿命、つまりその年生まれた赤ちゃんの平均余命はおよそ68歳だった。

 

現時点で生きている人にとって、人生の残り時間を考えるのに、自分が生まれた当時予想された(自分の)平均寿命はあまり意味を持たない。というかそんなの誰も認識してないだろう。

 

自分の残り時間をしりたければ、平均余命を見るのも当然いいし、少なくとも発表された最新の平均寿命より統計上はもっと生きられると期待していい。例えば、2016年時点で80歳の人は、その年の平均寿命(つまり2016年に生まれた赤ちゃんの平均余命)より女性で4.7年、男性で7.9年も長生きするのだ。

面倒な前置きが長くなったけど、現代の医療技術なら、あと「85年マイナス現年齢」くらいは生きるだろうと皆認識しており、それは正しい。でも、長くても男は100歳、女は105歳までに99%の人は死んでしまう。

 

人の一生は〇〇分

 

この数字をどう捉えるかだ。

1440という数字は何か?

 

一日の分(ふん)数である。

 

80年間は、3万日、70万時間、4200万分だ。

 

何千万という数字は、分(ふん)数だとピンとこない。お金ならイメージできる、持ってないけど。マイホームなんかを購入する桁だ。僕は買わないが、周りの多くのサラリーマンはうん十年ローンとかで購入するやつだ。

 

そう考えると、人生の分数はマイホームローンの返済額と同じくらいのオーダーだ。

 

途方もなく思えるが、いつかは返し終える。

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